ですが、10年の節目を迎えるこの春3月をもって、解散することとなりました。
拠点としていました「CAAK寺町の町家」における活動の継続が困難になったこと、
この10年で金沢の町をとりまくアート・建築の状況もよい方に変化し、CAAK以外にも様々な活動の場が生まれてきたこと、
そして、主要メンバーのライフステージがあがり、それぞれの活動の場が広がり、実質的な活動時間がとれなくなってきたこと、
などが理由です。
10年間で、47回のレクチャー&パーティを行い、世界の第一線で活躍するアーティストや建築家、研究者のみなさんのお話を聞く機会を得ました。また、Kapoと連携したクリエイター・イン・レジデンスプログラムも24組(25名)を数え、ベルギー、ドイツ、オーストラリア等世界各地のアーティストがCAAKに滞在しながら、製作発表を行いました。(クリエイター・イン・レジデンス・プログラムは、Kapoに引き継がれ、継続いたします!)
資金も特定の組織もないなか、ここまで活動を続けてこられたのは、ひとえに活動に共感し、ご支援くださったみなさまのお陰であると、深く感謝しております。
つきましては、3月20日に最後になりますレクチャー&パーティを開催し、CAAK最後のイベントにしたいと思っております。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
長い間、本当にありがとうございました!
CAAK メンバー一同
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CAAK レクチャー&パーティ#48 (last!)
速報:ヴェネチア・ビエンナーレ2017 鷲田めるろ
CAAK最後となるイベント、レクチャー&パーティ#48 のお知らせです。
本年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館キュレーターとして、CAAKボードメンバーである鷲田めるろが選ばれました。
作家は岩崎貴宏さんで、2010年にCAAKで参加した「かなざわ燈涼会」での協働が、世界進出する形になりました。
今回は、5月のビエンナーレ・オープンを前に、最新の日本館情報を、鷲田よりお届けいたします。
【日時】2017年3月20日(月・祝) 18:00 -
【会場】CAAK寺町の町家 金沢市寺町2-3-4
【参加費】1000円
【定員】30名
【主催】CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa
【スケジュール(予定)】
19:00-19:30 鷲田レクチャー
19:30-20:00 質疑応答
20:00-21:30 パーティ
【お問い合わせ】office@caak.info ※要事前申し込み
参加ご希望の方はお手数ですがoffice@caak.info まで、
お名前、所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込みください。
【link】
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/exhibit/international/venezia-biennale/art/57/
]]>さてさて、気持ちを切り替えて、今年も桜が満開の季節に行われました、「寺町ひいなまつり」の報告いっきまーす!!!
CAAK新米MCの越森がお送りします。(ちなみに小池さんの後輩になります。)よろしくお願いいたします。
当日はなんとか曇り空に時々晴れ間が見られ、風が少し冷たいそんな天気のなかstartしました。
今年も去年同様、黒板を看板代わりに店頭へ。
午前の部「寺町にひな壇を飾ろう」では、ひな壇の飾り付けは楽しく私たちで飾り付けさせて頂きました。近所のおばちゃんやおじちゃんが来てくれたので、ひな人形の話をさせて頂きました。
午後の部「ひいなあそびでひな壇を飾ろう」では、な、なんと!
毎年来てくれている3姉妹が今年も遊びに来てくれました。(本当に子供の成長はとても早い!ふむふむ)
去年に引き続き折り紙をおり、また今年はクッキー作りを行いました。今どきの小学生の遊びを聞いたり、習い事の話をしたり、おしゃべりしながらワイワイ楽しい時間を過ごしました。わいわい。
なんと午後の乙女BARで出す料理のお手伝いもしてくれました。(今年は料理長が不在の中、行われたので本当に助かりました。。。)
さてさて、外も暗くなり始めた頃に夜の部「乙女BAR」の開始です。
今年は美大の方や21美の関係者の方が来てくれて、女性が多い会になりました。
初めましての方が多い中、わいわい乙女の話で盛り上がりました。これぞまさに乙女。
なんと!途中からはスペシャルサプライズゲストが登場してくださいました!!わーーーーー!ぱちぱちぱち
寺町に住む、近所のおばあちゃんです。
おばあちゃんからは貴重な昔のお話をたくさん聞かせて頂きました。
最後に「自分の身になるように勉強しなさい!!」と有り難いお言葉で、お開きになりました。
今年は近所の方にたくさん声をかけて頂き、実りのあるイベントになったと思います。
これから、もっともっと近所の方を巻き込んで、寺町の良さを感じられるようなイベントができたら良いなと思いました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
遅くなりましたが、感謝いたします。
来年もよろしくお願いいたします。
つたない文章ですが最後に一本締めで閉めさせていただきたいと思います。
お手を拝借、、、
ヨーオ、ぽん!
皆様、どこに春を感じますか?
桜の芽吹きだとか、どこかにおいのある風だとか、街の至る所に春が潜んでいる気がして、僕はこの時期、よく春探しに出かけます。
そんな中、CAAKの拠点のある寺町の方々はCAAKのこのイベントでひな壇が飾られるのを見ると春を感じてくれるみたいです。
ありがたいことです。
CAAKが地域の人達に根付いてきている…そんなことを感じるCAAK新米の小池がお送りします。
さてさて、桜が芽吹く先週の土曜日に開催した「寺町ひいなあそび」の報告をさせていただきたいと思います。
ころころ気持ちを変える天気予報に翻弄されながらも、当日は雨もなく、雲間から青い空や春の日差しが感じられる素敵な天気でした。
去年同様、黒板を看板代わりに店頭へ。
当日は古本市も開催して、気になる本達が店頭に並びました。
午前の部「寺町にひな壇を飾ろう」では、ひな壇の飾り付けには間に合わなかったものの、小さなお子様連れの方が一組。
一緒にちらし寿司を食べることが出来ました!
午後の部「ひいなあそびでひな壇を飾ろう」では、去年も来てくれたあの姉妹が!!
なんと、午前から来てくれてた親子連れはこの子達の母と妹でして、元気な3姉妹が、場を盛り上げてくれました!
その後、買い物帰りの子連れのお母さんや、近所のおじいちゃんが来てくれて、幅広い世代でわいわいとひいなあそび。
午後の部は4時までの開催予定でしたが、盛り上がってたこともあり、6時ごろまで続きます。
キャンディ、チューリップ、セイスモサウルス、ウサギ、ぴょんぴょんがえる、コースターなど折り紙で器用に作る子供たち。
中でもコースターは夜の部「乙女BAR」で使い、重宝させていただきました笑 子供たちにも、夜の部の準備を手伝ってもらい、夜の部「乙女BAR」スタートです!
乙女BARの1日限りのママ、あんねんさんがお酒と話で場を盛り上げます。
私も精一杯料理を振る舞わさせていただきました‼︎ 夜の部では、寺町商工会の方々も集まり寺町を紹介する「寺町まっすぐ新聞」の発表や、サプライズ?であんねんさんが住むシェアハウスの送別会が行われ、大変密度の濃い会となったのではないでしょうか。
寺町はきっとこれから盛り上がってくるんだろうな。そう、感じました!
笑い声は夜中の三時過ぎまで響き、大変多くの人に来ていただけました!感謝です。
来場してくださった皆さんに、「また来年!」ってお別れしたので、来年も開催するしかないですね。
また、「CAAKにひな壇が飾られたからもう春だなあ。」と、言ってもらえるように。このイベントが来年もその先もずっと寺町の人に支えられながら、続いていけばいいですね。
いっそ、四季それぞれにそんなイベントがあっても良いのかもな。と、心の何処かで思いながら、やんわり締めさせていただきます。
(小池)]]>
久しぶりのブログ更新です!
春に開催したレクチャー&パーティーから約半年の時間を開けて、
先日『CAAK Lecture & Party 45 美容×建築』を開催いたしましたので
その報告をさせていただきます。
今回は普段のレクチャー&パーティーとは一風変わり、
美容サイドからGIGI代表の塚田純氏(以下、純さん)、
建築サイドからCAAK代表で建築設計事務所を営む吉村さんの
お二人に前に出て頂きクロストーク形式で行われました。
夜7時に、まずは純さんのプレゼンテーションから始まりました。
髪をカットするのにも図面があり、お客さんの骨格から瞬時に
頭の中で展開図を引き、その通り迷いなく最後まで髪をカットするという話には、
建築サイドの人間として大変興味を覚えました。
続いて吉村さんが建築の大まかな歴史について西洋史を中心に紹介いただき、
その後、21世紀美術館を設計するに当たり考えたことをお話下さいました。
それぞれの分野に関するプレゼンが終わると、場所を居間から土間へと移し、
純さによるカットデモンストレーションが行われました。
普段人が髪をカットされている所を間近で、
さらに心置きなくジロジロ見れる機会などありませんから、
大変貴重な体験となりました。笑
カット中もどのような点を意識し、どの部分をカットすると
見た目にどう影響してくるかなど解説を交えて行ってくださり、
初めて接する世界に心惹かれ、時間はあっという間に過ぎました。
髪と建築という全く異なるものを扱っていますが、
話を深めていくうちにデザインの普遍的な側面が垣間見えたりなど
大変面白い会となりました。
時間が経ち、夜9時にようやくパーティーが始まりました。笑
純さん自らご用意くださった、角煮、しょうが飯は大変好評で、
私が角煮に手を伸ばした時には隅の方に小さな欠片が数切れあるのみでした。泣
また、この会をもって正式なCAAKメンバーとなった金工大の小池くんを中心に、
GIGIの女性スタッフ2名とCAAKメンバーとで用意した料理はどれも美味しく、
会場からも良い感想を多く頂けました。
日が変わっても話は尽きず、一人また一人と解散していき、最後に時計を確認すると時刻は2時半をまわっていました。準備から頑張ったCAAKメンバーは、手際良く押入から布団を出し、ぐっすり寝て朝帰りました。笑
私自身今回のレクチャー&パーティーを切っ掛けに、ファッションの歴史に少し興味を持ち、コンサバ系ってなんだ?と調べてみたりと新鮮な刺激を得られたように思います。
今後もこういった企画があれば良いと感じました。
そんなこんなな今回のレクチャー&パーティーでしたが、
今後ともCAAKを宜しくお願い致します。
ではでは
(文:いまい、写真:かなおか)
みなさまお元気でしょうか?
先日の日曜にCAAKのメンバーで勉強会を開きました。
CAAKも早いもので、この秋で5周年を迎えます。
学生メンバーも初期メンバーからガラッと入れ替ったため、
ここで一度CAAKについておさらいしようといった
趣旨で行いました。
この日は
管理人の野田さん、学生スタッフの今井が発表者となって、
それぞれCAAKとどう付き合ってきたかを話しました。
普段の活動ではCAAKについて話すことはありませんが、
メンバー内で意見を言い合う場は大切だと感じました。
話すことで、自分の考えを整理できたり、
違う考え方を提示して頂いたりと大変勉強になりました。
今後も続けていくので、
第二回目も楽しみにしています。
それでは体調に気を付けて、
暑い夏を乗りきっていきましょう!!
(いまい)
みなさまこんにちは。
CAAKです。
現在クリエイター・イン・レジデンスで、寺町の町屋に滞在している
児玉エミさんのレクチャー&歓迎パーティーのご報告をします。
今回は土間にスクリーンを用意してレクチャーを行いました。
20名強と予想より多い人数でしたが、
土間だけでも出来るもんだなぁーと思いました。
立食形式で、腰を据えて話すよりも賑わいがあり、
とても盛り上がっていたように感じました。
レクチャーでは「ないのに感じるもの」「見えるもの、見えないもの」などといったことを切り口に、自作について紹介して頂きました。ルビンの壺など錯視を利用した騙し絵のようなものを例に挙げ、「壺と顔」同時に2つの側面を眺めることはできないことを、人の考え・感情に重ね合わせてお話しいただきました。
途中ワークショップもありました。目を瞑り、頭に思い浮かべた自分の好きな場所を、2分の間に一筆書きでスケッチするといったもので、目と手の結びつきを強くする効果があるそうです。僕は初めてやったのですが、描き終え目を開くと予想もしていなかったところに線が出ていたり、それが思いのほか良い線であったりと面白かったです。笑
大変盛り上がった歓迎パーティーを終え、場所を寺町の居酒屋「さくら坂」に移し、10名程で11時ごろまで楽しくお話ししました。お刺身に天ぷらなどとても美味しくいただきました。
その後再び寺町の町屋に戻り、話は日を跨ぎなお続きました。また今度お酒を持ってエミさんの所へお邪魔したいですね。
エミさんは9月中頃まで滞在しています。大変明るく面白い方ですので、街中などで見かけたらお声をかけてみてはどうでしょうか?笑
児玉エミさんHP:http://www.emikodama.com/EmiKodama/Index.html
(いまい)