改修

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寺町の町家2階は個人の賃貸スペースになっています。CAAKメンバーの吉村さん事務所が新規に入居したのを機会に、林野事務所スペースと合わせて改修をすることになりました。
町家の味のある和室もよいのですが、パソコンや図面に向かうことが多い職種なため、やはり机と椅子が置けるしっかりした床がほしいところ。
また、築80年の寺町の町家はあちこち傷みが激しく、朝来てみると机の上に壁の砂がドドッと落ちていることもしばしばありました。

 
改修前の押し入れと床。壁もだいぶ傷んでいます。

 
砂壁の崩壊が防ぎきれなくなった部分は、ベニヤ板が貼ってありました。
青く見えるのはベニヤの上に更に貼られたラシャ紙です。

 
まずは畳をあげ、養生をしてもはや粘着力がゼロになっている砂壁を掻きおとします。
全身砂まみれ。土ぼこりのなかで防塵マスクとゴーグルを付けての作業でした。

 
壁崩壊があまりに酷い箇所は、ケイカル板を張って補修します。
釘を打つ度に壁がボロっと剥がれて来る難作業。

 
二日目の終わりでこの状態まで来ました。
床の断熱もばっちりです。
まだまだ続きます!

(り)
 

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