2009年8月アーカイブ

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こんにちは。

今年は冷夏だと言われ、例年よりも涼やかですね。

とはいえ、やはり金沢・・・雨が多く、湿気でジメジメ。。。(涙

そんな気分を吹き飛ばすために、富山県氷見市を拠点とする『アートNPOヒミング』が主催するアートプロジェクト・天空ラララに参加させていただきました。

 

天空ラララは、氷見市の山奥にある天空平で行われています。

携帯電話なんて、端っこに行かなければつながらず、晴れた日には氷見湾が一望できたりします。

当日は雲が濃く、山々の間を雲が移動する様子がとても神秘的に感じました。

一瞬でしたが、霧の隙間から氷見湾が見えたりして、一瞬一瞬の表情を変え自然の壮大さを改めて実感しました。


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天空平は、昭和の初めに氷見市胡桃地区で大きな土砂崩れが発生し、再発防止のために山のてっぺんを切り取り、真っ平らになった場所です。

そのため、木も生えない場所となり、人との関わりがなくなってしまったそうです。

そこで、ヒミングは、地元八代の方々と一緒に未来の形を考え、アートプロジェクト・天空ラララが開催されるようになりました。

 

 

今年は、中村真さん(ピアノ)、上野賢治さん(フルート)、竹澤悦子さん(箏)によるライブが行われました。

森の中で聞くグランドピアノ、フルート、箏の響きは、今まで経験したことの無いパワフルで心地よいものでした。

このグランドピアノは、屈強な男性十人が数時間かけて運んだとのこと。

心地よい時間を過ごすことができ、演奏者・スタッフの方々には感謝します。


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ステージの周りには、様々なワークショップやお店もあり賑やかです。

氷見牛の串焼き、ホットワイン、米粉パン、どれも美味しくいただきました。

特に氷見牛が、ジューシーで柔らかくおいしすぎて、1人で6本も食べてしまいました。。。。

ぜひ、氷見に行ったときはぜひ食べみて下さい。おススメです!


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その他にも、氷見産の新種トマトをすくう『トマトすくい』、ツリーハウスを作るワークショップ、ハンモックなどみんなで楽しめるものも沢山。

どれも気持ちがワクワクして楽しかったです。


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トマトすくいをする子ども達もとても楽しんでいました。

森の中でのハンモック・・・森にとろける男2人。。。

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コンサート後は、キャンプファイヤー。

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標高が高いところにいたので、辺り一面が霧で覆われ5m先が見えない状況となり、まさに天空でした。

 

この『天空ららら』毎年開催されているので、気になった方や氷見近隣にお住まいがある方々は、来年参加されてみては?

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天空ラララは来年までありませんが、ヒミングさんでは随時活動をされています。

そんな、ヒミングのイベントが月末にもあります。

 

Tenmatch 天馬 櫓こぎ大会>

日時:8月30日(日)

時間:10:00~16:00

会場:富山県氷見市北大町_ヒミングArt Center前・上庄川

 

本物の和船天馬船で櫓こぎ大会が行われます。

小学生上級生から挑戦可能で、女の子の参加もO.K.です。

1等には、氷見牛などおいしい氷見の特産が賞品として待っています。

 

お時間がある方

体力に自信がある方

氷見牛を食べたい方

夏の思い出がもっと欲しい方

etc...

 

ぜひ、参加しましょう!!

 

特産品のマーケットもあるので、見に行くだけでも楽しめると思います。

 

↓↓詳しくはヒミングホームページにて

<ヒミングHP

http://www.himming.jp/


(YW)


みなさま、いつもお世話になっております。

前日の野老(ところ)さんのレクチャーも盛り上がり、勢いのままに二夜連続のレクチャーへ。

 

二日目は、建築家の長谷川豪さんをお招きしました。

長谷川さんは、身の回りの風景を独自の視点で捉え設計されており、最近のお仕事を通じて環境から建物を立ち上げる考え方や手法などをお聞きしました。

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最近のお仕事としては、独立のきっかけとなった『森のなかの住宅』をはじめ、『桜台の住宅』、『五反田の住宅』、今年2月に竣工した『狛江の住宅』、来年2月竣工予定の『練馬アパートメント』などがあります。

 

・誰のものでもない空間(=誰かのモノになりきれない空間)

・ただ空間があるだけでなく、空間そのものが働きはじめるような空間の存在感

 

に可能性を感じていらっしゃって、建築をつくるのにいかされているようです。

 

森のなかの住宅では、南側が河川、北側が敷地から4mも高い遊歩道であり、見下ろされるのを施主さんが嫌がったそうです。

ですが、せっかく解放感のある森の中なのに、北側を閉じて閉鎖的にするのはもったいないですよね。

そこで、大きな切妻屋根の中に、7つの小さな小屋を並べ、大きな屋根と小さな屋根に誰のモノでない空間をつくったそうです。

この空間は、光や森の風景が取り込まれ、南側の光が反射され北側の屋根を明るくさせる働きを持っているようです。

平面図式にとらわれない発想をすることで、内外の空間だけでなく各方角の特徴をも結び付け、新たな環境へと広がっていますね。

 

 

桜台の住宅は、住宅の真ん中に中庭のような2層吹き抜け部屋がつくられ、外側に家庭菜園などをする普通の庭を設けそれらの間で生活をするような住宅のようです。

部屋いっぱいに家族共有のテーブルが設置され、テーブル下に束を立てることによって中庭としての機能も持ち合わせています。

80cm角の窓で各部屋とつながり、窓から少し離れることで死角になり個人の空間が確保されるが、中庭の空間から気配を感じ、数歩窓に近づけば家族と直接つながることもできる空間となっているとのこと。

誰のものでもない空間をつくることで、ドアの開閉による雑な関係の変化よりも、気分に応じて柔らに家族の関係を調整できる、良い手法だと思いました。

 

五反田の住宅は、敷地内に建物を2棟つくり、その間にらせん階段を設けスキップフロアや廊下の役割を持ち2棟をつなげています。

らせん階段は、長谷川さんが現地調査の時にただの雑居ビルより、屋外階段のついた雑居ビルの方がまちとの結びつきが強いと考えているようで何かに使えないかと思ったそうです。

部屋を移動する時に、らせん階段の窓からまちの景色を見せることで、必ずまちを体験させています。

これによって、まちに対してそれぞれ独立した食事やトイレ、お風呂のためのスペースが存在しているようであり、家で過ごすというよりも街中で過ごしているような空間となっているそうです。

 

狛江の住宅は、周辺が閑静な住宅街であり、パビリオンのように軽快に建てることでまちを明るくできるのではと考え、つくられたそうです。

敷地が第一種低層住居地域角地の敷地であり、建蔽率の対策として半地下を設けています。

リビングやダイニングなど客人も使う部屋を平屋一階部分に、子供部屋や寝室などプリベート空間を半地下部分に配置され、半地下の上にはリビングの床から1m高い庭を設け天窓から採光を取るようになっています。

地下に棲むことは、土に囲まれ、空を見上げて生活を動物の巣穴のようであり、外からの視線を気にせずに静かで快適に過ごせそうですね。

 

練馬のアパートは、それぞれの部屋をプランニングするよりも庭のバルコニーの形やプロポーションを変えることで各個性を作っていけるかを考えて設計されたそうです。

長谷川さんは、一般的な集合住宅によく見られる、玄関に水場を集め、同じ方向と場所にバルコニーを設け、同じ時間場所に出て洗濯物を干すといった均一的な部分をすごく退屈で気持ち悪い状態と受け止め、

 

・3層吹き抜けの坪庭があるメゾネット型テラス

・一列に細長い庭をつくり部屋を並べる

・角部屋ならL字型につくり庭側に水際をつくる

 

この3つの形式の個性的な庭をつなぐことで、空間に個性を出すようになさっています。

これら空間を歩くことで、まちを歩くことと一緒で通り沿いの庭を眺めたりすることと同じ様に感じればとおっしゃっていました。練馬のアパートの竣工が楽しみですね。

 

 

レクチャー後は、いつものようにパーティーです。

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そうめんチャンプル~など夏っぽい料理が中心でおいしかったです。

今回は、今年4月に関東の大学に編入した、多田君が半年ぶりに寺町町屋に帰宅。

向こうでも、頑張っている様子でした。

僕らも負けていられません!

 

 

新しい環境をつくり、建築とまちを結びつき生み出す...

誰のものでもない空間が秘める可能性はまだまだありそうでワクワクしました。

今後の長谷川さんのご活躍も目が離せません。

長谷川さん、ありがとうございました。

 

今月発売の新建築住宅特集9月号に『狛江の住宅』が掲載されています。

CAAKメンバーの吉村さんが設計された、『N-CUBE』も掲載されているので、要チェック!!です。


それでは、みなさま楽しい夏を~

次回のレクチャーをお楽しみに。

(YW)

みなさま、こんにちは。
夏の暑さを楽しんでいますでしょうか。
 
今回は、夏休み連続レクチャーの初日、
TOKOLO.comの代表であるアーティストの野老朝雄(トコロアサオ)さんをお迎えしました。
 
今回のレクチャーは建築家の松川昌平さんが紹介して下さって実現しました。
レクチャーも野老さんと松川さんの掛け合い形式で行いました。

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上の写真は野老さんが愛知県美術館で行っている作品で、窓ガラスに張られた紋様の影が壁に落ちてきているところです。
この展示作業の後、金沢にきたそうです。その愛知県美術館での展示は窓ガラスで行われたもので、21世紀美術館でも窓ガラスを使って展示をしたいとおっしゃっていました。


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レクチャーでは、『紋と紋様』に至る過程やものをつくる際に大切にしていること今後のことに関して、
PPPマグネット
IZAt
BankARTでの作品
P.SCOpe
建築家・千葉学さんの建築物におけるサイン計画
建築家・阿部仁史さんの建築物におけるファサードデザイン、
OUTという文字を横にするとトコロと読めちゃう、などなど
多くの作品やプロジェクトや最新のものを通して語っていただきました。
 

紋と紋様は9.11のアメリカ同時多発テロが起きた日から続けていて、『繋がる』ということを考えて作成されたものだとのこと。
多くの人が共有できるはまる感覚、繋がるっていいよねということを考えてつくり始めたそうです。
中東の紋様や日本の唐草模様、ウィリアムモリスなどアーツ&クラフトのでみられる紋様などを取り上げて、この紋様の流れの次の紋様を作り出したいと仰っていました。
ある分野の次代のかたちを生み出そうとするのは非常に興味深いです。


また、インテリアとエクステリアの間や
直感や感覚とロジックやプロセスの考え方や
建築家の江頭慎さんの影響、
AAスクールで叩き込まれたCRITERIA(判断の基準)をものを考える際に重要にしていることなど、考えていることや考え方、どういったことに悩んでいたのかなど個人的に気になるところ部分も聞けてよかったです。


つくりながら発見することや使う人の感情を考えること、
コンパスや黄金率など丈夫なツールを用いて作品をつくること、
だれもがわかるルールから新しい発見をするセンスなど、
発想と作品のわかりやすさとそこを繋げるプロセスやロジックの強さが両立していて
建築物ではない、建築の面白さを再認識させていただきました。

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これがP.SCOpeという作品です。
いろんな形状のものがあるようですが、これはまっすぐなタイプ。
中にガラス球が入っていて、光が同心円状に幾重にも見えてきれいでした。

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レクチャー後のパーティです。
手作りカレーと手作りナンなどいろいろあっていつも通りおいしかったです。

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パーティの後も話は絶えず、深夜まで続いて盛り上がりました。
野老さんと松川さんそれぞれに、「この人はすごいぞ」という人たちの紹介をしていただきました。二人とも、とても熱心に語っていてすごく楽しく、ベッヒャーや池田亮司、テオ・ヤンセンなどジャンルも多岐に渡り、非常に刺激的であると同時に、建築やアートの魅力や奥深さを感じさせていただきました。


さらにその後、松川さんに自作の作品や近況などレクチャーをしていただいちゃいました。
その場に自生するような建築をつくろうとしている印象を受け、とてもワクワクしながら話を聞いていました。
 
今回はいつも以上に内容の濃いレクチャーとなりました。
野老さん、松川さん遅くまでお話いただいて、どうもありがとうございました。
 
 
sk.
 

町家の打ち水

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こんにちは。
金沢は梅雨明けしたのでしょうか?
最近暑いですが、爽やかないい天気が続きますね。

最近、CAAK寺町の町家は猛暑対策のため、
窓を開け放ち、入り口には打ち水をしています。

夏、町家はミセ先に打ち水をして
奥の坪庭との温度差をつくり、その間の部屋に風を通してたみたいです。
温度差換気ですね。


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じょうろを購入しました。クローバーの模様。お気に入り。


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奥に長い町家。
窓開け放ち。ここを奥に風がぬける。
良い風が入ってきます。


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寺町界隈で打ち水してるのおそらく僕だけです。

これが楽しい。

寺町の道路一体にしてやろうと目論んでいるんですが、
車の通りが多いので危険。





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今週末から、2日連続でCAAKレクチャーです。
みなさん、時間ありましたら是非いらしてくださいね-。



(NN)



いつもCAAKをご支援いただき、ありがとうございます。

次回CAAKレクチャー&パーティのお知らせです。

English is in below

この度CAAKでは8月10日(月)、建築家の長谷川豪(はせがわごう)さんをお招きして、レクチャー&パーティを行います。長谷川さんは、身の回りの風景を独自の視点から捉え設計する、現在最も注目される若手建築家のひとりです。レクチャーでは、これまでの作品や最近のプロジェクトを紹介していただきながら、長谷川さんが設計・建築において考えていることを伺います。みなさまお誘い合わせのうえ、どうぞご参加ください。


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なお、現在調整中ですが 前日8月9日(日)に野老朝雄さんをお招きしてレクチャー&パーティを開催する予定です。二夜連続参加の方には参加費の割引等も考慮しておりますので是非あわせてご参加ください。

野老朝雄/トコロアサオ http://tokolo.com/

 

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CAAK Lecture 26 長谷川豪「最近の仕事について」

 

【日時】2009年8月10日(土)19:00開始

【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4)

【参加費】1,500円

(パーティに参加されない方は1000円をご返却いたします。)

8/9(日)CAAK Lecture25野老朝雄にも参加される方には、

2回の参加費を合わせて2,500円と致します。)

【定員】40名

【スケジュール】

19:00-19:30 レクチャー

19:30-21:00 パーティ(質疑応答含め)

【主催】CAAK: Center for Art & Architecture, Kanazawa

【講師プロフィール】 

長谷川豪(はせがわごう)

建築家。1977年埼玉県生まれ。2002年東京工業大学大学院修士課程修了後、西沢大良建築設計事務所。2005年長谷川豪建築設計事務所設立。現在、東京工業大学、法政大学、昭和女子大学非常勤講師。

主な作品 森のなかの住宅、桜台の住宅、五反田の住宅、狛江の住宅、練馬アパートメントなど。

主な賞歴 SDレビュー2005鹿島賞 第9回東京ガス住空間コンペグランプリ 平成19年東京建築士会住宅建築賞金賞 第28回INAXデザインコンテスト金賞 第24回新建築賞

【関連URL】

長谷川豪建築設計事務所 

http://www.hsgwg.com/

【お問い合わせ】office@caak.info 要事前申し込み

(参加ご希望の方はお手数ですが、office@caak.infoまで、お名前・所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。)

URL】http://www.caak.info/

 

 

CAAK Lecture 26

GO HASEGAWA Lecture & Party, "Recent works of GO HASEGAWA & ASSOCIATES"

Date: Monday, August 10, 2009

Time: 19:00-21:00

Venue: Machiya in Teramachi (Teramachi 2-3-4, Kanazawa)

Lecturer: HASEGAWA Go (Architect)

Admission: 1,500 Yen (CAAK refund 1,000 Yen to whom will not attend the party. If you join CAAK Lecture 25,it will be 2,500 Yen additionally on the second)

Capacity: 40. Booking Required

Organized by: CAAK, Center for Art & Architecture, Kanazawa

Contact:

Please send e-mail to office@caak.info with your name and your contact

information. Prior booking required due to the limited space.

URL: http://www.caak.info

 

The lecture will be in Japanese.

-- 

CAAK事務局CAAK; Center for Art&Architecture ,Kanazawa

URL: http://www.caak.info/

blog: http://www.caak.info/jp/images/

mail: office@caak.info





いつもCAAKをご支援いただき、ありがとうございます。
次回レクチャー&パーティのお知らせです。
English is in below

この度CAAKでは8月9日(日)、アーティストの野老朝雄(ところ あさお)さんをお招きして、レクチャー&パーティを行います。
野老さんは、一貫して「紋と紋様」にこだわり、ペイントはもちろん、立体/服飾/建築のファサードにいたるまで様々な種類のメディアで「紋と紋様」を表現し続けている注目のアーティストです。阿部仁史アトリエ、みかんぐみ、トラフなど積極的に建築家と恊働するアーティストとしても知られています。今回は近作を中心にレクチャーをしていだくと共に、ホストとして司会進行をつとめる松川昌平さん(建築家)との対談を通して、アート/建築/デザイン分野を越境し続ける野老作品の本質に迫ります!!!

みなさまお誘い合わせのうえ、どうぞご参加ください。

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なお、翌日8月10日(月)に建築家の長谷川豪さんをお招きしてレクチャー&パーティを開催する予定です。二夜連続参加の方には参加費の割引等も考慮しておりますので是非あわせてご参加ください。



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CAAK Lecture 25
野老朝雄『紋/紋様』

【日時】2009年08月09日(日)19:00開始
【タイトル】『紋/紋様』
【会場】寺町の町家(金沢市寺町2-3-4、場所は以下のCAAKのウェブサイトをご参照下さい。)
【参加費】1,500円
(パーティに参加されない方は1000円をご返却いたします。)
(8/10(月)CAAK Lecture26長谷川豪にも参加される方には、2回の参加費を合わせて2,500円と致します。)
【定員】40名
【スケジュール】
19:00-19:30 野老朝雄レクチャー『紋/紋様』
19:30-20:00 対談『野老朝雄(アーティスト) x 松川昌平(建築家)』、質疑応答
20:00-21:30 パーティ
【主催】CAAK: Center for Art & Architecture, Kanazawa
【お問い合わせ】office@caak.info 要事前申し込み
(参加ご希望の方はお手数ですが、office@caak.infoまで、お名前・
所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。)
【URL】http://www.caak.info/


【講師プロフィール】
野老朝雄(ところ あさお)

トコロ紋、トコロ柄と呼ばれる紋と紋様の制作を中心に美術/建築/デザインの周辺で活動を続けるアーティスト。
阿部仁史アトリエ、みかんぐみ等、建築家との恊働でファサードなども手がける。愛知万博のトヨタグループパビリオン、MoveLiveでキービジュアルデザイン担当。トコロ柄マグネットが2006年度新日本様式100選【J023】に選定される。TOKOLO.com主宰。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科非常勤講師。

1969 : 東京都新宿区生
1992 : 東京造形大学造形学部卒業 建築専攻
1992-93 : Architectural Association School of Architecture ( London
UK )在籍
1994-98 : 建築家 江頭慎の制作助手、ワークショップ等アシスタント
2003- : 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科非常勤講師
2001 : 野老個展[LightLight] /横浜美術館アートギャラリー/神奈川県
2002 : 美術の領域展/富岡市立美術博物館/群馬県
2003 : 時間旅行展/日本科学未来館/東京
2004 : Modern Style in East Asia展/北京東京藝術工程/北京
2005 : 愛知万博トヨタグループパビリオンVI制作/愛知県
2006 : Artist in Studio/BankART Studio NYK/神奈川県, Design Tide in Tokyo
2006/東京 ,トコロ柄マグネットが新日本様式100選【J023】に選定
2007 : BankART Studio Artist/BankART Studio NYK/神奈川県
野老朝雄展[Linkable Matters]/菅野美術館/宮城県

【関連URL】
TOKOLO.com
http://www.tokolo.com




【ホストプロフィール】
松川昌平(まつかわしょうへい)

000studio一級建築士事務所主宰
慶応義塾大学SFC環境情報学科非常勤講師
東京理科大学工学部建築学科非常勤講師
http://000studio.com




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CAAK Lecture 27
ASAO TOKOLO Lecture & Party
"piece/pieces"

Date: Sunday, August 09, 2009
Time: 19:00-21:30
Venue: Machiya in Teramachi (Teramachi 2-3-4, Kanazawa)
Lecturer: ASAO TOKOLO (Artist)
Admission: 1,500 Yen (CAAK refund 1,000 Yen to whom will not attend
the party. If you join CAAK Lecture 26,it will be 2,500 Yen
additionally on the second)
Capacity: 40. Booking Required
Organized by: CAAK, Center for Art & Architecture, Kanazawa
Contact:
Please send e-mail to office@caak.info with your name and your contact
information. Prior booking required due to the limited space.
URL: http://www.caak.info

The lecture will be in Japanese.

---
CAAK事務局_CAAK; Center for Art&Architecture ,Kanazawa
URL: http://www.caak.info/
blog: http://www.caak.info/jp/images/
mail: office@caak.info

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